30日間のフリートライアルが可能なので早速使ってみました。
まずフリートライアルの方法ですが、新規に最新版のrekordboxをインストールするか、すでにお使いの方は最新版にアップデートすることで初回起動時にフリートライアルをするかどうかのメッセージが表示されますので、使用する方を選択すればパフォーマンスパックがアクティベートされ、すぐに使えます。
ちなみにお金を払ってパフォーマンスパックを購入する場合、15000円+税の一括購入か、1200円+税/月で月単位で使用権を購入する方法かが選べます。
ちなみに、後者は12月より開始なので現時点では一括購入のみ。
では早速使っていきましょう。
初めにドライバのインストール画面が出ますので、使用する機器を選びましょう。
コントローラ系はドライバは不要なようです。
今回は私が所有しているDDJ-SX2で操作していきます。
画面はこのような感じ。
表示形式をバーティカルにしているので波形が縦に並び、非常にserato DJに近いUIになっています。
波形が横に並ぶホリゾンタルと下部のライブラリを大きく表示するライブラリにいつでも切り替えできます。
また4デッキ表示も可能。
波形も音の高さに応じてカラー表示になっており、展開の把握が容易です。
seratoでは不可能な日本語検索に対応している点も嬉しいです。
seratoからの乗り換えユーザーは、画面下部左側のプレイリストをクレート代わりに使うのが良いかなと思います。
こちらはエフェクター部。
DJMシリーズで言うところのBEAT EFFECTです。
三つのツマミはそれぞれ独立したエフェクトをセット可能。
DDJ-Sシリーズではそのままエフェクターのツマミとボタンにアサインされ、BEATSツマミで拍数を指定できます。
また右端のRELEASE FXはそのBEATSツマミを押し込んでいる間ONになります。
こちらはCFX。
DJMで言うSOUND COLOR FXです。
EDITでエフェクトの種類を選択し、ONにした状態でDDJ-Sシリーズのフィルターツマミを回すとエフェクトが掛かります。
DDJ-SB,SR,SX,SX2は本来フィルターしか搭載されていないため、このエフェクトを選択するときはトラックパッドでの操作になります。
そのため瞬間的に「CRUSHを使いたい!」と思っても操作が間に合いませんので、少し不便。
DDJ-SZや新商品のDDJ-RX,RZは専用の操作子があります。
今回個人的に一番魅力的だったのがこのPAD FXです。
見た通り、DDJ-Sシリーズの特徴である8つのパッドに対応しています。
このパッドを押すことでセットされたエフェクトが掛けられるというもの。
よく使うエフェクトをセットしておけば、かなり直感的に使うことができます。
さすがPioneer製だけあって音質に抜かりはなく、内部ミキサーの音の混ざり具合なんかもseratoより格段に綺麗です。
マスターテンポをONの状態で大きくテンポを変えても音の劣化が少ないです。
専用機のDDJ-RX,RZ発売前の現時点では、レコボDJの機能をほぼ網羅できるのはDDJ-SZ,SX,SX2,SRだと思います。
正直、これらのユーザーは今すぐ乗り換えても良いんじゃないかと思うくらい出来が良いです。
ちなみにDDJ-SBはリリース後になって公式HPの対応機器一覧からひっそり外れていましたが、実はちゃんと使えるみたいです。
しかし今後のバージョンアップで消える可能性も否定はできないかもしれません・・・
serato DJやTraktorから乗り換えを考えた時の最大の壁となるのがCUEポイントなどの情報。
これが簡単に移行できれば乗り換えない手はないのですが・・・
一応、rekord buddyというアプリが次回のバージョンでそれを可能にするらしいのですが、日本のApp Storeでも買えることを祈るばかりです。
以上かなりざっくりしたレビューでしたが、ご参考になれば幸いです。
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